ウルフアロンの家族構成・子供は?妻との馴れ初めも調査

東京オリンピック柔道100kg級で金メダルを獲得したウルフアロン。

幼少期から柔道をはじめ、これまでもグランドスラムや世界柔道選手権などで多くのメダルを獲得してきました。

181cmの強靭な肉体を持っていますが、穏やかで社交的な、親しみやすい雰囲気を持った人物でもあります。

テレビ番組への露出も多く、最近では江口洋介やタモリなどの大物芸能人とともに「本麒麟」のCMに出演したことでも注目されました。

今回は、そんなウルフアロンの家族構成や生い立ちについてまとめました!

ウルフアロンの家族構成


ウルフアロンはドイツ系アメリカ人の父親、日本人の母親、兄と弟がいる5人家族です。

また、2019年4月には結婚を発表しています。

『ジャンクSPORTS』に出演した際には、MCを務めるダウンタウンの浜田雅功に「実は4月に結婚したんです」と幸せいっぱいに報告していました。

お相手は日本人の良美さんという女性で、良美さんも柔道経験者ということでした。

現時点で2人の間に子どもはいません。

嫁との馴れ初め

良美さんとの出会いは、2017年に行われた柔道の試合会場でした。

もともとお互い柔道家ということで名前は知っていたようですが、実際に顔を合わせたことはなかったそうです。

その日試合会場で良美さんを初めて見て、ウルフアロンは一目惚れしたといいます。

 

しかし、その場では良美さんに声をかけることはできず、後日SNSでコンタクトをとったことが始まりでした。

映画『パイレーツオブカリビアン』を観に行ったのが初めてのデートだったそうです。

 

その後、とんとん拍子で2人は交際関係に発展しますが、2017年12月にウルフアロンは左膝半月板損傷という大怪我を負ってしまいます。

東京オリンピックに向けて練習してきていた最中での大怪我で、約5か月もの間、柔道を休まなければいけない事態に。

ウルフアロンは日々焦る気持ちで思いつめていたそうですが、そんなときに寄り添ってくれていたのが良美さんでした。

 

良美さんの支えもあって、怪我が回復した後はスランプに陥ることなく、順調に復帰を果たすことができました。

そしてウルフアロンは、「結婚するならこの人」と胸に決め、お互い社会人になって安定した生活を送る見込みがたったところで結婚をしたそうです。

 

決め手として意識するようなところは特になく、「結婚しない理由が見当たらなかった」と話すほど、良美さんへの愛情は深いものでした。

ウルフアロンの密着取材の際には良美さんの姿も映り、ショートカットが印象的なとても綺麗な女性であることもわかっています。

結婚1年半でコロナ離婚?

幸せな結婚生活を送っているかと思いきや、結婚報告から約1年半後の2020年10月ごろに、離婚を前提に別居していることが発覚します。

コロナ過でのリモート取材中に、自ら「日常生活の変化」として別居していることが明かされたのです。

理由は、新型コロナウイルスがきっかけだといわれています。

 

今まで自宅から通っていた神奈川県の練習場がコロナの影響で閉鎖されてしまい、ウルフアロンは都内の練習場に場所を移してトレーニングすることになりました。

自宅から都内の練習場まで通うには時間がかかるため、ウルフアロンが単身で都内に住むことになったことで、夫婦の間で物理的な距離が生まれたことが大きな原因のようです。

 

また、良美さんは結婚当初から不安も感じていたようです。

ウルフアロンは過去のインタビューで、「彼女(良美さん)は見えないところで、柔道家の妻というプレッシャーを感じているみたい。」「ちゃんとしなきゃと思っていても、彼女も自分の仕事があるから大変そう」と良美さんの様子を語っていました。

アスリートの夫を持つ妻としての責任やプレッシャーで、日々追い詰められていたのかもしれません。

 

しかし別居発覚から2021年12月現在まで、正式な離婚の発表はありません。

世の中のコロナによる混乱も収まりつつあり、ウルフアロンの夫婦関係も変化したのかもしれないですね。

ウルフアロンと父親は大学の英語講師


ウルフアロンの父親はウルフジェームスさんという名前で、2015年にテンプル大学で博士号を取得しているとても優秀な人物です。

テンプル大学はそれぞれアメリカと日本にありますが、ウルフジェームスさんは日本のテンプル大学を卒業したと思われます。

 

現在は駒澤大学で英語講師として、英語を使ったコミュニケーションの指導をしています。

日本に住んで長く経ちますがあまり日本語は得意ではなく、自宅では英語で話しているそうです。

一方ウルフアロンは、英語を話すことができそうな見た目をしていますが、意外にも英語はほとんど話せないそうです。

 

ウルフジェームスさんはドイツ系アメリカ人ですが、アイルランドやフランスなど7か国の血が混ざっているとのことでした。

学生時代にはアメリカンフットボールをやっていたということで、ウルフアロンのように大きい身体つきをしています。

ウルフアロンと母親

ウルフアロンの母親は東京都出身の専業主婦で、美香子さんという名前です。

アメリカ人のウルフジェームスさんと結婚したということで、美香子さんは英語が堪能だと思われます。

若いころにはバスケットボールをやっており、「子どもたちにも何かスポーツをやってほしい」という思いが強かったそうです。

 

また美香子さんはとても教育熱心で、幼少期の子どもたちにはゲームなど一切禁止していたのだとか。

夏休みになると勉強ドリルをたくさん買ってきて、ドリルが終わるまで遊んではいけないルールもあったそうです。

柔道を始めたきっかけは母親

ウルフアロンが柔道を始めたのも、美香子さんと美香子さんの父親の勧めがきっかけでした。

柔道で年下に負けてしまったときには、美香子さんは「年下に負けることは許されない。また頑張ろう」とウルフアロンを鼓舞してきたそうです。

ウルフアロンが真面目に練習に取り組んでいないときには、周りに止められるほど美香子さんが怒ったこともあったのだとか。

金メダリストを育てただけあり、美香子さんも熱い性格であることがわかるエピソードですよね。

ウルフアロンの兄ウルフアイザック

ウルフアロンの兄は2歳年上で、ウルフアイザックという名前です。

立教大学の異文化コミュニケーション学部を卒業し、現在は大手製薬会社でMR(医薬情報担当者)をしているといわれています。

イケメンと話題の兄


ウルフアイザックさんは草野球チームA-yan’s(えーやん)に所属しており、その野球チームのサイトのプロフィールで顔写真が公開されています。

そちらの写真を見る限り、目元はウルフアロンとそっくりですが、細身でモデルのようなシャープな顔立ちであることがわかります。

そのことから、「ウルフアロンの兄がイケメン!」とネットでは話題になっています。

 

ちなみに草野球チームA-yan’sは大阪で活動するチームなので、ウルフアイザックさんは大阪に住んでいると思われます。

ウルフアロンの弟ウルフシェイン


ウルフアロンの弟は3歳年下で、ウルフシェインという名前です。

早稲田大学を2021年の春に卒業していて、現在は社会人だと思われます。

 

顔はやはり兄2人に似ており、大学では留学生と間違えられることもあったのだとか。

また在学中には河合塾で講師のアルバイトをしていたこともあるようです。

兄弟揃って勉強が得意だったようにも思えますね!

現在どのようなお仕事をされているかなどの情報は残念ながらありませんでした。

ウルフアロンの国籍は?

ウルフアロンの国籍は日本です。

幼いころから日本人と一緒に生活してきたので、ハーフであることの弊害は感じてこなかったと話しています。

しかし、日本とアメリカどちらの国籍を選ぶか悩んだ時期があったのだとか。

どちらの国籍で柔道を続けるか悩んだことも

大学1年生のころ、柔道で思うような結果が出せず苦しんでいた時に「米国国籍を選んだ方がライバルが少ないから、柔道をする上で有利ではないか」と考えたことがあるそうです。

しかし、「ここで逃げたら挫折になってしまう。今まで日本で柔道してきたし、全日本選手権に出られなくなる」とすぐに考えを打ち消しました。

 

過去には、優勝した国内の試合で「外国人じゃん」と言われたことがあったそうです。

しかし「日本で生まれ育ち、日本人としての気持ちがとても強いから、そうした言葉は傷ついた」とも話しています。

一度は米国国籍に心が揺らいでしまったことはありますが、日本人としての誇りもあり、最終的には日本国籍に決めたということでした。

ウルフアロンの実家はどこ?

ウルフアロンの実家は東京都葛飾区新小岩で、生粋の江戸っ子のようです。

葛飾区ゆかりのアスリートということで「葛飾区トップアスリート」に認定されており、区全体から選手活動を応援されています。

地元の商店街ではウルフアロンの活躍が喜ばれており、学生時代に通っていた唐揚げ屋さんは「メダル獲ったら1年間唐揚げを無料にする」という約束をウルフアロンとしているのだとか。

ウルフアロンの生い立ち

ウルフアロンは6歳のころに、講道館にある春日柔道クラブで柔道を習い始めます。

同じクラブにはベイカー茉秋や朝比奈沙羅など、オリンピックで名を馳せてきた選手も在籍していました。

最初は柔道を楽しく感じなかった

ウルフアロンは柔道に対して、始めは楽しさをあまり感じなかったそうです。

初めてクラブで柔道を体験した後に感想を求められ、指導者で柔道家の向井幹博が恐かったので「面白い!」と言ってしまったことで、その後もクラブに通うことになったのだとか。

しかしながら柔道の才能は当初から発揮されており、小学校時代には全国少年柔道大会の団体戦に出場し、5年生のときには2位、6年生のときには3位の成績を残しています。

柔道部へ入部するも気持ちは入らなかった

中学校へ進学後は柔道部に入部します。

クラブにも通い続けますが、小学生時代と同様に柔道に気持ちが向かず、真剣に打ち込んでいなかったそうです。

オリンピックの金メダリストになるほどの人物なので、柔道一筋で育ってきたのかと思いきや、意外にも最初は嫌々通っていたようですね。

 

どちらかというと勉強のほうに力を入れた中学校生活を送っていたようで、学年3位の成績を収めたこともあるそうです。

テストの前は柔道の練習も休んでいたため、部活では都大会に出場しても勝ち進むことができず、2回戦で敗退していました。

そのため、「高校生になったら柔道は辞めて、アメリカンフットボールをやろう」と考えていたそうですが、あるきっかけで柔道に向き合うことになります。

年下のライバルが現れる

ウルフアロンが中学2年生のころ、1つ学年が下の村田大祐さんという人物に練習中何度も投げられてしまいます。

村田大祐さんが年下ということもあって、投げられたことがとても悔しく感じ、ウルフアロンの負けん気に火がつきました。

この村田大祐さんとは今後ライバル関係となりますが、練習以外ではとても気の合う親友にもなったそうです。

 

先輩後輩の関係でしたが敬語は使わず、お互いの家を行き来するほど仲が良くなりました。

練習後は一緒に焼き肉食べ放題やカラオケに行ったりしたのだとか。

2人の先輩であるベイカー茉秋の身体が日に日にたくましくなっていることに気づき、その秘密を暴くべく、ベイカー茉秋が通うジムを突き止めて、2人で一緒にジムに通ったというエピソードも。

村田大祐さんとの出会いで柔道に真剣に取り組むようになり、常に2人で力を高め合ってきたことがわかりますよね。

中学時代は、村田大祐さんのほうがウルフアロンよりも実力があり、練習でもほとんど勝ってきたそうです。

東海大付属浦安高校に入学

中学卒業後、ウルフアロンと村田さんは東海大付属浦安高校に入学します。

都内に住んでいるにも関わらず、千葉にあるこちらの高校を選んだのには理由がありました。

 

ウルフアロンは中学時代、柔道に中途半端に取り組んでしまって全国大会にも出場できなかったため、環境を変えたいと考えていました。

浦安高校は柔道部の強豪校としても有名だったことから、進学を決めたそうです。

そして、浦安高校柔道部の「自分で考えて練習できる」という特徴に魅力を感じ、自分に合っていると感じたことも、高校選びの決め手となったとのことでした。

 

高校に入学後も、ウルフアロンは「打倒・村田」の目標を掲げて練習を重ねていきます。

部活だけでなく、早朝トレーニングとして毎日走り込み、練習後にもトレーニングを欠かさなかった結果、体格は大きく変化していきました。

 

トレーニングの成果はすぐに現れ、高校1年生の選手権大会では団体戦優勝、個人無差別級では準優勝という成績を収めます。

その後も主力選手として様々な大会で活躍し、柔道一筋の高校生活を送りました。

東海大学へ入学


高校卒業後は、東海大学体育学部武道科に入学し、柔道部に入りました。

村田さんも同じく東海大学に入学し、ウルフアロンとともに柔道に明け暮れる日々を送っていましたが、大学時代には圧倒的な実力の差を感じたと話しています。

 

大学2年生のころに、グランプリ・ウランバトールでワールド柔道ツアー初優勝を遂げ、大学4年生では世界選手権の代表に選出されました。

そして本選で、リオデジャネイロオリンピックメダリストの選手を破り、優勝するという快挙を遂げています。

大学を卒業後は東海大学大学院体育研究科に進学するとともに、現在は了徳寺大学の職員にもなっています。

オリンピック終了後のメディアへの露出


ウルフアロンは2021年下半期、東京オリンピックで金メダルを獲ったことで、メディアへの露出がとても多くなりました。

バラエティやクイズ、大食いなど様々なジャンルの番組に出演していますが、全てそつなくこなし、タレントと肩を並べて活躍していますよね。

 

バラエティ番組では「最近は柔道の時間よりも(テレビ出演の)裏被りを気にしてる」と笑いをとり、旅番組では「食レポがうまい」と高評価を集めています。

そして最近では「日本の食べ物が好き」と話して魚を自分で捌く様子をテレビで披露し、更に食べ方もとても綺麗ということで、見た目とのギャップの大きさに驚かれることも。

 

SNSでも「最近テレビでウルフアロンよく見る」「東京オリンピックで人生変わった人ナンバーワン」「面白い俳優だと思っていたらウルフアロン。タレントより存在感ある」というコメントも見られました。

出演する番組ごとに発言や対応を変えていて、頭の回転力やトークセンスがとても評判のようです。

そして優しくてユーモアある人柄のため、若い世代からお年寄りまで様々な世代から人気を集めています。

柔道での成績を詳しく知らなくても、テレビ番組での活躍からファンになった人も多そうですよね。

 

アスリートなのにこんなにテレビに出ていて大丈夫?」と気になるところですが、2021年いっぱいは休養期間として身体を休めながらも、テレビに出演して自ら柔道を普及しているのだそう。

既にテレビに引っ張りだこなので忙しそうではありますが、来年からは本格的に練習を再開して柔道に専念するということです。

テレビで見られる機会は減ってしまって残念ですが、柔道でまた活躍する日が楽しみですね。

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